電気刺激療法

 

促通反復療法では電気刺激療法を併用します。

低周波で麻痺筋を収縮させて、随意運動が出現しやすくします。

 

麻痺筋を周波数50~100㎐で持続通電します。電流の強さは感覚閾値以上で運動閾値以下です。筋収縮はみられるが、かろうじて運動が起きない程度の強さです。

 

その状態で促通反復療法を行い、随意運動をしてもらいます。

 

筋がすでに興奮収縮しているので、脳からのインパルスは少しでも随意運動に至ります。また少量の努力で随意運動が得られるため、過剰努力による連合反応もおこりません。

 

そのため楽に随意運動が得られ、脳の運動学習と神経路の強化が容易に行えます。

 

実際に促通反復療法のみと促通反復療法と電気刺激療法の併用療法を比較してみますと、後者の方が有意に効果があらわれています。

 

低周波機器はどんなものでも構いませんが、伊藤超短波株式会社のエスパージ(下の写真)がよく用いられています。